研究室に派遣されることになったら、どんなことが準備が必要ですか。行く先の情報をできる限り集めて心の準備をすることです。行ってみないとわからないことはたくさんあります。同じ分野であっても、研究室によってやり方は異なります。

それに合わせないといけません。派遣されてきた方はあくまでも新参者だからです。せいぜい見下されないようにするしありません。見下されたとしても、がっかりする必要はありません。

それは相手の人間性の問題だからです。どうしても派遣されてきた場合には、よそ者扱いされてしまいます。寂しい気持ちになるかもしれませんが、所詮派遣期間が終わればそれにて終了です。次の派遣先のことを考えれば問題ありません。

研究室は独特の風習があることも珍しくありません。少し前に不正行為が問題となりました。研究結果を書き換えるという問題です。どうしてわざわざ結果を書き換えますか。

それは自分の導きたい結論へと引っ張るためです。もちろんこうしたことを行ったところで、事実が証明されるわけではありません。その上悪いことは必ず明らかになります。そうなると自分の評判が悪くなるだけですから、何も良いことは得られません。

同じく少し前に遺跡に発掘物を事前に埋めて、あたかも自分が発見したかのように見せかけた人がいました。これまでの経歴が全て無駄になる行為です。同時に、そこまで追い詰める何かがあったのかと考えさせる問題でもあります。