何らかの研究室にスタッフを派遣したいと考えるなら、派遣センターに登録をすることが必要です。必要なスキルを持った人を紹介してくれます。技術と知識、経験がある人なら能力を大いに発揮してくれるはずです。そして、秘密を守ってくれなければいけません。
研究に向くのはどんな人ですか。辛抱ができて、地味な作業を苦としない人です。あるいはそれとは全く反対の、せっかちでなんとか別の方法がないかと考える人も向いています。結局のところ誰にでもできますが、そこまで行く環境に恵まれていなければいけません。
派遣される方も毎回、研究室が違うので緊張します。うまく溶け込めるかを心配するのは、何度経験しても同じです。確かに派遣組とそうでないメンバーに溝があるは事実です。どの社会においても、格差や分裂が生じるのはなぜですか。
究極的にいえば、人の心の根底に利己心があるからです。自分の自尊心を保つ方法を、無意識に探っているからです。もしも利他的な気持ちがあるなら、分裂や格差は生じません。研究室で働くには、チームとして一致団結している必要があります。
それぞれの研究員がプライドを持っているはずです。我こその知識が正しいと確信しています。それはそうかもしれませんし、半分だけが正しいかもしれません。そもそも、正しいかどうかを決めるのは人間ではありません。
限られた枠内だけに通用するルールなら人間でも決めることができます。それはトランプゲームと同じです。
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